伊勢市にある二軒茶屋餅は安土桃山時代の天正年間(1575年)の創業。
勢田川(せたがわ)の船着き場で川港の横にある二軒の茶屋「角屋」と「湊屋」があり、角屋が作っていたお餅が「二軒茶屋餅」と呼ばれるようになったそうです。
勢田川の船着き場で二軒茶屋の川港の横にある二軒の茶屋「角屋」から伊勢の神宮の内宮前の宇治橋までは約5kmもあります。ここから伊勢の神宮の内宮までは徒歩で 約1時間もかかります。
下宮までは約2.8km。徒歩で約36分です。
二軒茶屋の川港からは下宮も内宮も参拝に向かうことができます。
当時のお伊勢参りに向かう人々は 船で勢田川の二軒茶屋の川港から上陸し、二軒茶屋餅を頂いて一服して 内宮に向かったんでしょうね。
二軒茶屋餅 角屋 本店の建物が歴史を感じさせるとてもレトロな造りです。
今回は二軒茶屋餅 角屋本店まで車で出かけましたが、お土産としての二軒茶屋餅を購入したのはおかげ横丁にある伊勢路 名産味の館で購入しました。
☆二軒茶屋餅とは ・・こし餡を薄い餅皮で包んできな粉をまぶしたお餅。
直径 約5cm 厚さ 約1.5cmぐらいの 平べったいお餅。
生餅で作られているので 賞味期限が短く、すぐにお餅が硬くなってしまいます。
二軒茶屋餅は包装紙をあけると竹皮での包装でレトロ感たっぷり。
中には10個のきなこ餅がはいっています。
お味はほどよい甘さのこしあんと柔らかい生餅ときなこの味が素朴ながらもとても美味しいです。
日本茶を飲みながら 二軒茶屋餅を3個ほど いっぺんに頂きました。
とっても美味しゅうございました。
二軒茶屋餅 原材料名・・水稲餅米(国産)、砂糖、小豆、水飴、きな粉(大豆)、トレハロース、酵素
二軒茶屋餅 角屋 本店・・三重県伊勢市神久6-8-25